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2010/04/26(月)
新年度の初めに
新年度の初めに
校長 佐々木弘叔
3月31日をもって、野口直人校長先生がご勇退になり、後任として江戸川区立鹿本中学校より着任いたしました。本校の教育目標である「自ら育つ」のもと、歴代の校長先生をはじめとした教職員、保護者や地域の方々、さらに卒業生の皆様がこれまでに築いてこられた伝統と成果を引き継ぎながら、瑞江中学校の新たな発展を目指して努めて参りますので、よろしくお願いいたします。
さて、入学式で次の三つのことを新入生に話しました。
はじめは、「夢の実現に向かって努力を続けよう」
勉強でもスポーツでも、はじめから上手にできる人はいません。わからないから、 下手だから繰り返し繰り返し練習し、周りの人に手助けをもらいながら少しずつ少し ずつできるようになります。あきらめずに「努力を続けること」これが大事です。
次に、「たくさんの体験をして見方や考え方を広げよう」
人は自分が体験したことからたくさんのことを学びます。ですから、いろいろなこ とを直接体験する毎日の生活がとても大切です。でも、すべてのことを直接体験する ことはできませんので、読書や人の話を見聞きすることが必要です。より多くの本や 人と出会って、ものの見方や考え方を大きく育てていきましょう。
最後に、「礼儀正しく、人に感謝できる人になろう」
礼儀正しい挨拶は「あなたを大切にしていますよ」というメッセージであり、人と 人とのよい関係をつくる基本です。また、人はいろいろな人に支えられお世話になっ て生きています。これから大人になっていく中学生は、「人間」として、また将来の 「社会人」としての基礎である「礼儀」をしっかり身につけていきましょう。
中学校は義務教育の締めくくりの場です。3年生は1年後に、2年生は2年後に、そして1年生は3年後に、それぞれの夢の実現に向かって自らの道を切り開いていかなければなりません。誰かがしてくれるのものではありません。受け身ではなく、生徒自身が、中学生生活をとおして、様々な学力や技能などを身につけて、行っていかなければならないものです。本校の教育目標である「自ら育つ」は、このことを言っていると思います。
本年度は、1年150名・4学級、2年153名・4学級、3年148名・4学級で、全校生徒451名・12学級でスタートいたしました。本校の教職員39名が一丸となって生徒の教育に取り組んで参ります。これからも、保護者の皆様をはじめ地域の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。