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2009/08/01(土)

平成20年度「児童・生徒の学力向上を図るための調査」の結果について

<瑞江中学校としてのまとめ>

1.学力向上を図るための調査のとらえ方

 この調査は、平成21年2月、現在の3年生を対象にした調査である。平均正答率について一喜一憂したり、他校と比較したりすることが真の目的ではない。

  本校の生徒の学力向上を図るために、調査報告書の分析と考察を行い、わかりやすい授業の確立と、基礎・基本を身につけることのできる授業の実践に役立てることが特に重要である。

2.学力向上を図るための調査の結果について

  本調査における瑞江中学校の生徒の総合結果は、東京都及び江戸川区の平均正答率を下回る結果となっている(→問題解決能力等の欄を参照)。この結果については、真摯に受け止めるとともに、全職員による分析と考察を行った。

  この調査の結果を見ると、正答率は都・江戸川区の平均を下回り、基礎的・基本的な学力がまだ定着していないことがわかる。文章や図表を見て解答を導き出す応用力が不足していることを示している。何が問われているかを正確に読み取る国語力の底上げを図る必要がある。生徒はみな真面目に問題に取り組んでおり、無回答の生徒はほとんどいないが、このような形式の問題に慣れていないという側面もあるように思われる。授業の中に考えさせる問題を取り入れながら、さらに学力向上の意識を高めていきたい。また、家庭学習の習慣を確立させることも大きな課題と考える。

3.学力向上を図るための取り組みについて

 本校では基礎学力向上を図るために次のような取り組みを行っている。

 ◆「授業時間の確保」…授業時数の確保に努め、生徒の学習時間を保証している。

 ◆「学力向上プラン」の推進…総合的な学習の時間も含め、各教科の学力向上を目指す。

  重点目標は、①基礎・基本の定着、②自己学習力の向上の2本柱である。

 ◆「朝の読書活動」の実施…毎朝、全校一斉に朝の読書活動を行い、人間形成の推進と学力の向上

  を図る。

  ◆「国語・数学・英語」の習熟度別少人数授業の実施…1つの学級を2つまたは2つの学級を3つの習熟度別少人数クラスに分け、教師の目の行き届いた個に応じたわかりやすい授業を行う。

 ◆「総合的な学習の時間」の充実…自ら調べる力、まとめる力、発表する力を鍛える。

 ◆「多様なコースの選択教科」…3年は24コースから4つ選択できる。

 ◆「夏休み等の学力補充」…夏休みの補充教室やサタデープロジェクトに希望する生徒が登校し、教科指導を受ける。

 ◆「英検」・「漢検」・「数検」を校内で実施…多くの生徒が受検できるように配慮する。

以上のような取り組みだけでなく、学校行事、生徒会活動、部活動なども含めた全教育活動を通し、生徒の学習意欲を喚起しつつ、総合的な問題解決学習などの総合的な学力のを図ることを目指している。

詳細についてはこちらをクリックしてご覧ください。



2008/08/04(月)

平成19年度「児童・生徒の学力向上を図るための調査」の結果について

Posted by 江戸川区立瑞江中学校 at 9:29 午前
Edited on: 2008/08/04(月) 11:32 午前
Categories: 109_児童・生徒の学力向上を図るための調査

<瑞江中学校としてのまとめ>

1.学力向上を図るための調査のとらえ方

 この調査は、平成20年2月、現在の3年生を対象にした調査である。平均正答率について一喜一憂したり、他校と比較したりすることが真の目的ではない。

  本校の生徒の学力向上を図るために、調査報告書の分析と考察を行い、わかりやすい授業の確立と、基礎・基本を身につけることのできる授業の実践に役立てることが特に重要である。

2.学力向上を図るための調査の結果について

  本調査における瑞江中学校の生徒の総合結果は、東京都及び江戸川区の平均正答率を下回る結果となっている(→問題解決能力等の欄を参照)。この結果については、真摯に受け止めるとともに、全職員による分析と考察を行った。

  この調査の結果を見ると、「見通す力」の正答率が都の平均より0.6%高く、江戸川区の平均より3.5%高い。しかしながら、他の観点の正答率は都の平均を下回り、基礎的・基本的な学力がまだ定着していないこと、また、文章や図表を見て解答を導き出す応用力が不足していることを示している。何が問われているかを正確に読み取る国語力の底上げを図る必要がある。また、学習意欲が乏しい生徒がいるという課題も解消されておらず、意識を高めて家庭学習の習慣を確立させることが大きな課題と考える。

3.学力向上を図るための取り組みについて

 本校では基礎学力向上を図るために次のような取り組みを行っている。

 ◆「授業時間の確保」…授業時数の確保に努め、生徒の学習時間を保証している。

 ◆「学力向上プラン」の推進…総合的な学習の時間も含め、各教科の学力向上を目指す。

  重点目標は、①基礎・基本の定着、②自己学習力の向上の2本柱である。

 ◆「朝の読書活動」の実施…毎朝、全校一斉に朝の読書活動を行い、人間形成の推進と学力の向上

  を図る。

  ◆「国語・数学・英語」の習熟度別少人数授業の実施…1つの学級を2つまたは2つの学級を3つの習熟度別少人数クラスに分け、教師の目の行き届いた個に応じたわかりやすい授業を行う。

 ◆「総合的な学習の時間」の充実…自ら調べる力、まとめる力、発表する力を鍛える。

 ◆「多様なコースの選択教科」…3年は16コースから4つ選択できる。

 ◆「夏休み等の学力補充」…夏休みの補充教室やサタデープロジェクトに希望する生徒が登校し、教科指導を受ける。

 ◆「英検」・「漢検」・「数検」を校内で実施…多くの生徒が受検できるように配慮する。

以上のような取り組みだけでなく、学校行事、生徒会活動、部活動なども含めた全教育活動を通し、生徒の学習意欲を喚起しつつ、総合的な問題解決学習などの総合的な学力のを図ることを目指している。

詳細についてはこちらをクリックしてご覧ください。



2007/08/01(水)

平成18年度「児童・生徒の学力向上を図るための調査」の結果について

  東京都教育委員会が、平成19年1月16日に都内の中学2年生を対象に実施した「児童・生徒の学力向上を図るための調査」につきまして、本校の「確かな学力」の定着を図るための調査ならびに「確かな学力」の伸長を図るための調査結果の分析と考察、そして、確かな学力向上に向けた今後の取り組みがまとまりましたのでお知らせします。

1.学力向上を図るための調査のとらえ方

 この調査は平成19年2月、現在の3年生を対象にした調査である。平均正答率について一喜一憂したり、他校と比較したりすることが真の目的ではない。

  本校の生徒の学力向上を図るために、調査報告書の分析と考察を行い、分かりやすい授業の確立と、基礎・基本を身につけることのできる授業の実践に役立てることが特に重要である。

2.学力向上を図るための調査の結果について

  本調査における瑞江中学校の生徒の総合結果は、おおむね東京都及び江戸川区の平均正答率を下回る結果となっている。この結果については、真摯に受け止めるとともに、全教職員による分析と考察を行った。(→各教科の欄を参照)

  この調査の結果をみると、本校の生徒がほとんどの教科に関して高い関心をもち、意欲的に学習に取り組もうとしている姿がみられる。実際、しっかりした目的意識をもち、おおむね落ち着いた態度で授業に臨んでいる。関心・意欲・態度とともに、表現する力の高さは指導の成果である。特に、表現する力は都の平均より6.6%、江戸川区の平均より8.6%も高い。しかしながら、知識・理解は低く、基礎的・基本的な学力がまだ定着していないこと。また、文章や図表をみて解答を導き出すという応用力が不足していることを示している。何が問われているのかを正確に読み取る国語力の底上げを図る必要がある。また、学習意欲が乏しい生徒がいるという課題も完全に解消されたわけではないし、家庭学習の習慣が確立していないことも大きな課題と考える。

3.学力向上を図るための取り組みについて

 本校では基礎学力向上を図るために次のような取り組みを行っている。

○「授業時数の確保」・・・授業時数の確保に努め、生徒の学習時間を保障している。
○「学力向上プラン」の推進・・・総合的な学習の時間も含め、各教科の学力の向上を目指す。重点目標は、①基礎・基本の定着、②自己学習力の向上の2本柱である。
○「朝の読書活動」の実施・・・毎朝、全校一斉に朝の読書活動を行い、人間形成の推進と学力の向上を図る。
○「国語・数学・英語」の習熟度別少人数授業の実施・・・1つの学級を2つ又は2つの学級を3つの習熟度別少人数クラスに分け、教師の目の行き届いた個に応じた分かりやすい授業を行う。
○「総合的な学習の時間」の充実・・・自ら調べる力、まとめる力、発表する力を鍛える。
○「多様なコースの選択教科」・・・3年は16コースから4つ選択できる。
○「夏休み等の学力補充」・・・希望する生徒が登校し、教科指導を受ける。
○「英検」「漢検」「数検」を校内で実施・・・多くの生徒が受検できるように配慮する。

以上のような取り組みだけでなく、学校行事、生徒会活動、部活動なども含めた全教育活動を通し、生徒の学習意欲を喚起しつつ、総合的な問題解決学習などの総合的な学力の向上を図ることを目指している。

>詳細はこちらをクリックしてご覧ください。