« 平成22年度 学校経営方針概要 | Main | »

2010/04/26(月)

平成22年度 学校経営方針細案

Posted by 校長 佐々木弘叔 at 12:58 午後
Edited on: 2010/04/26(月) 2:18 午後
Categories: 001_お知らせ, 002_校長より

平成22年度 学校経営方針・細案

江戸川区立瑞江中学校

校 長 佐々木 弘叔

○生徒が、地域を愛し、地域の発展に寄与できる大人に育つことをいつも念頭に!

○学校選択制を忘れる事なく、また、しばられる事なく教育の本質を貫く!

1.学習指導

◇新学習指導要領の趣旨を理解し、良く研究し、移行措置を円滑に実施する。

◇『確かな学力向上推進プラン』をもとに、「分かる授業」「楽しい授業」を目 指し、習熟度別学習や課題別学習など個に応じた指導と授業改善を行う。

◇国語・数学・英語においては、習熟度別編成の授業を取り入れながら、少人数 指導を活用して、生徒一人一人の能力の伸長を図る。

◇学び合い、認め合い、励まし合い、高め合う姿のある教室を築く。また、授 業における教師と生徒の信頼関係を築き、授業には、高い意欲、良い態度で臨  ませる。

◇保護者との連携により、家庭学習推進運動を行い、家庭でのよき学習習慣を身 につけさせる。

◇「総合的な学習の時間」では、体験学習を核とするために、学校以外の人材 や施設・機関との協力や連携を図る。また、生徒に自らの「生き方」を考え  させ、生徒が主体的に学び、学ぶ喜びを感じる取り組みを行う。

◇学芸発表会・展示発表会に加え、日頃から、学年毎の計画により、廊下の掲示 板を活用し、学習意欲を刺激する工夫を行う。

◇あらゆる教育活動の機会をとらえて、「食育」の推進を図る。

◇「朝読書」により読書の習慣化を図る。また、図書ボランティアを活用して、 読書環境を整備する。

◇土曜学習教室を開催し、基礎学力の向上に取り組む。

2.生活指導

◇“豊かな心”を育てるために、「道徳の時間」をはじめ、あらゆる教育活動の 中で「心の教育」を推進する。

◇集団生活を通して善悪の判断力を培い、「物を大事にする」、「人を思いや る」など、社会性や社会的な規範意識を育て、『いじめ』や『暴力』を絶  対にやらせない。

◇『いじめ』の元となる、携帯電話やインターネットへの書き込みについては、  家庭にも協力を求め、徹底して指導する。また、犯罪に巻き込まれないための、 携帯電話やインターネット利用法についても指導する。

◇生活指導の基盤である生徒理解のために、教員が生徒と対話する機会を数多く もつように努めるとともに、教員と養護教諭とスクールカウンセラーと連  携し、学習相談室などの協力を得て、『不登校』の防止、解決にあたる。◇全教職員が統一のとれた生活指導ができるように、共通理解を図り、報告・連  絡・相談を欠かさないなど情報交換を密にする。

◇あらゆる機会をとらえて“早寝、早起き、朝ごはん”の キャッチフレーズの もと、家庭や地域と連携し、家庭での生活リズムの改善を図り、生徒の健全育  成に努める。

◇校長は、「開かれた校長室」を築き、校長室で生徒と会食しながら生徒と の交流をもって生徒理解を深め、学校経営の基礎とする。

3.進路指導

◇3年間を見通した進路指導計画に沿い、職場体験(『チャレンジ・ザ・ドリー ム』)、上級学校訪問、高校からの訪問授業(1学期3年生、2学期2年生、  3学期1年生)などの体験学習を通して「キャリア教育」を推進する。

◇進路実現に必要な『体力づくり』に取り組む。

◇ボランティア活動を経験させることにより、人の「生き方」や「生命」を尊  重する心を養う。

◇さまざまな講演により、“いのち”の大切さを考えさせる。

◇生徒一人一人の進路の実現を、全校あげて支援する。

4.学校運営

◇各学年、各分掌、各職種が、自らの責任を果たし、お互いの理解と協力のもと、 チームワークをもって学校運営にあたる。

◇「学校だより」、「学年だより」、「学校ホームページ」、「学校公開週間」、 年度末の「学校評価」など、情報発信と評価を行う。

◇地域の小学校との連携、都立篠崎高等学校などとの連携を推進し、生徒と教員 の視野を広めていく。

◇通知表の作成など、学校LANによる学校事務を円滑に行う。

◇学校評価委員会で自己評価、外部評価の円滑な企画・運営を図る。

◇学校評議員会、学校評価協議会を活用し、家庭や地域の意見に耳を傾けながら、 相互の連携を一層深め、学校教育への支援体制を確立する。

◇各学期の保護者会では、学校への理解と、学校との協力をより得られるように 工夫する。

5.特別活動

◇学級活動、生徒会活動、学校行事や部活動などを通して、生徒の個性や能力を 最大限伸ばし、生徒の自主性や実践力の育成に努める。

◇ボランティア活動(夏季休業中を含む)によって、生徒に思いやりの心を育む。

◇「朝の読書活動」をより充実させるための工夫を行う。

◇避難訓練(不審者対策を含む)、安全指導に加え、『薬物乱用防止教室』を 含めて「セーフティ教室」を実施し、事故のない、安全で、安心できる  学校づくりを行う。

6.研究・研修

◇『授業力』の向上のために、授業法の工夫・改善について研修する。

◇通知表の作成など円滑に行うために、学校LANによる学校事務研修を行う。

◇職務の遂行をとおして、若手教員の育成をベテラン教員が行う。

◇特別支援教育の定着に向けて、校内委員会の先導により、研修に励む。

◇瑞江・二之江小学校への訪問授業(1学期6年生、2学期5年生)や互い の情報交換・交流の場をつくるなど連絡を密にし、相互理解を深める。

◇江戸川区やそれ以外の研究会・研修会に出来る限り参加し、その成果を校内で の教育活動に生かす。