« 本校の教育の特色(平成20年度) | Main | 「 学 校 だ よ り 」 平成20年度5月号 »

2008/05/22(木)

「 学 校 だ よ り 」 平成20年度4月号

Posted by 校長 野口直人 at 11:08 午前
Edited on: 2008/06/01(日) 5:20 午後
Categories: 001_お知らせ, 002_校長より

 「新時代!!」


校 長  野 口  直 人


 平成20年度がスタートしました。
  スタート後、教職員も必死だし、生徒も必死だけれども、今、しばし歩みを止めて、思い出してほしいものがあります。それは何かというと、先月の卒業証書授与式の際に、卒業生全員の思いをまとめ、二人の卒業生が、読み上げた『答辞』です。私は、この二人が読み上げた『答辞』を前にして、圧倒されました。内容にも、そして、すべてをそらで読み上げる発表力にも圧倒されたのです。まさしく倒れそうになる体を、自ら必死に支えたものでした。
  もちろん、思い出してほしいと言っても、1年生とその保護者の方々は、聞いていらっしゃらないわけですから、ここに紹介致します。

  今まで築いてきた瑞江中学校の「黄金時代」の中身はどんなものなのか、そしてより発展する瑞江中学校の「新時代」はどうあるべきものなのかが、わかるのではないでしょうか。そのものへの“気づき”と“築き”が、平成20年度から必要なのです。そのことを、昨年の10月17日に、瑞江中学校にかかわるすべての方々にお誓い申し上げたのです。

『 答  辞 』
  未来は与えられるものではない、自ら切り拓いていくものなのです。僕たちは三年間で瑞江中からたくさんのことを学びました。その中で、最も大きなことは、一つのことに一生懸命取り組むことの大切さです。どんなに先が見えなくても、どんなに辛くても、  きっと乗り越えられる。僕たちにはそれだけのことをこなしていく力が、すでに身についているのです。しかし、一人ではできませんでした。確かに一人一人の力を充分に発揮しなければなりませんが、それだけではありません。僕たちは支え合っていたのです。  個々が得意とする分野で分担し作業すること、誰かが辛いとき、悩んでいる時に、相談に乗ること。そっとそばにいること。これが、僕たちが学んだ支え“愛”なのです。
  支え合うには、必要なものがあります。それは、思いやりの心です。相手の立場になって考える。簡単なようですが、実はものすごく難しいのです。僕たちはお互いに支え合って、温かい輪を作り上げていかなければいけないのです。そして何年後、何十年後には、その輪が地球を包み込んでいて、みんなが笑い合っている、そういう世界を、ここにいる人達全員で目指していくのです。明日からではなく、今日から。僕たちなら、きっと出来ます。
“WE  CAN DO  IT”僕たちは、これから別々の道を歩んでいきます。三年間通い続けた校舎。そんないつもの光景をもう見ることはできません。仲間と離れる悲しみと不安で一杯です。でも、前に進むしかないのです。これまで後ずさりして良かったことは一度もないのですから。この先僕たちに何が待っているのか、想像もつきません。
  それでも迷わず歩き続ければ、新たな出会いや感動がきっとあるはずです。どうしても辛くなったら、少し立ち止まっても良いのです。その時、後ろにはこれまで歩いてきた大きな自分の足跡と、心の中には、支え合ってきた仲間がいることを感じるはずです。
この卒業、そして新しい旅立ちへの思いは、僕たち一人一人が、それぞれ違います。
  それぞれの決意を胸に、それぞれの新しい道へと旅立ちます。その道の途中に、高い壁が立ちはだかったとしても、僕たちはそれ以上の高い壁を、乗り越えてきたということを思い出し、自分を信じ、その逆境を自分たちを燃え上がらせる情熱に変えて立ち向かっていきます。
  そして、その先にある夢を、自らの手で必ず、つかみ取ります。
      平成20年3月19日
    第61回卒業生代表 塩 野 匡 輝、 森  大 輝

 平成20年度が「新時代」の第一歩になりますように!

【平成20年度 教職員の退職・異動】

[退 職・転 出]
ご退職、ご転出の方には、大変お世話になりました。
入 江 秀 子(教諭・保体)定年退職→江戸川区立小松川第二中学校[再任用]
小 林 美 保(教諭・英語)退職
栗 木 六 行(嘱託・技術)嘱託員任期満了
梶 原 恵 美(再雇用 ・用務)再雇用任期満了
牛 木  明(主幹教諭・理科)江戸川区立小松川第一中学校 副校長 へ
松 澤  亮(教諭・国語)桜修館中等教育学校兼都立大付属高等学校 主幹教諭へ
紺 野 祐 一(事務主任)江戸川区立春江中学校 へ
木 下 桜 子(スクールカウンセラー)退職
古 舘  圭(学級指導補助員)終了

[転 入]
ご転入の方は、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
高 橋 健 一(主幹教諭・国語)江戸川区立篠崎中学校 から
野 田 直 義(教諭・理科)江東区立第三砂町中学校 から
高 尾  静 香(教諭・保体)新規採用
針 生 星 児(教諭・技術)新規採用
小 島 節 子(教諭・英語)品川区立荏原第二中学校 から
浅 倉 光 夫(嘱託・保体)江戸川区立上一色中学校 から
芳 口 由美子(事務主任)東京都交通局電車部 から
中 里 展 子(再任用 ・用務)江戸川区立船堀第二小学校 から
中 川 真 美(スクールカウンセラー)採用

【平成20年度 江戸川区立瑞江中学校 教職員】

校 長          野 口 直 人
副校長           関 口  実
主幹教諭・教務主任     高 橋 健 一
主幹教諭・生活指導主任  山 田 人 也
主幹教諭・進路学習主任  小 倉  薫
保健給食主任        渡 辺 静 江
事務主任         芳 口 由美子
第一学年主任        丸 谷 大 輔
第二学年主任       近 藤  泉
第三学年主任        前 瀧 大 吾

第 一 学 年
A組 担任   丸 谷 大 輔(理科)
B組 担任  植 松 雄 樹(社会)
C組 担任  松 岡 由紀江(英語)
D組 担任   高 橋 健 一(国語)
A副担任    高 尾 静 香(保体)
B副担任   鈴 木 彰 子(数学)
C・D副担任  森 岡 智 子(家庭)

第 二 学 年
A組 担任   小 倉  薫(国語)
B組 担任   畠 山  敦(美術)
C組 担任   後 藤 武 史(数学)
D組 担任   近 藤  泉(音楽)
A副担任   浅 倉 光 夫(保体)
B副担任    渡 辺 静 江(養護)
C副担任   小 島 節 子(英語)
D副担任   針 生 星児(技術)

第 三 学 年
A組 担任   藤 本  丈(数学)
B組 担任   前 瀧 大 吾(保体)
C組 担任   山 田 人 也(社会)
A副担任    野 田 直 義(理科)
B副担任    荒 井  修(国語)
C副担任    米 津 尚 美(英語)

非常勤講師
栗 木 六 行(技術)、 大 村 邦 彦(社会)、 牧 志 幸 男(保体)、上 條 幸 久(国語)

事務主事 
芳 口 由美子(主任)、小 林 容 子

学校栄養士
佐 藤 早 苗

用務主事
森 文 明、小 池 牧 子、中 里 展 子

調理主事
山 崎 恵 子、羽 柴 昌 恵、芹 沢 一 美、渡 邊 美 子

スクールカウンセラー   
中 川 真 美