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2008/03/31(月)

平成19年度の外部評価(学校評議委員・保護者)アンケート集計結果

平成19年度の外部評価(学校評議委員・保護者)アンケート集計結果が出ました。

こちらをクリックして詳細をご覧下さい。PDFファイルが開きます。

アンケートにご協力いただきありがとうございました。この結果は平成20年度の教育課程に反映させていきます。



2008/03/20(木)

「 学 校 だ よ り 」 平成19年度3月号

Posted by 校長 野口直人 at 10:55 午後
Edited on: 2008/03/20(木) 11:04 午後
Categories: 001_お知らせ, 002_校長より

「そんな軽い命なら私にください」


校 長  野 口  直 人

  さる1月13日、お忙しい仕事のかたわら、地域活動にも情熱を注ぎ、“命の尊さ”を青少年に、“魂の叫び”として訴え続けてこられた渡部成俊氏が、憎き病の前についに力つき、安らかに永眠なさいました。

  本校でも、昨年の4月12日、開校60周年記念講演『命の講演』を渡部成俊氏に行っていただきました。それ以来、渡部氏は学校によく寄っていただきました。その際、私は、一つのお願いと、一つの約束をしました。一つのお願いとは、江戸川区の106校の小中学校すべてに講演を行っていただきたいということ、そして一つの約束とは、余命宣告後二度目の桜を見ることでした。どちらも、もう少しで到達できたのに、とうとう、かないませんでした。4月の学校だよりに書きましたように、渡部氏は昨年の4月の講演の中で、“桜の花の透き間から、青空がパッと広がる、あの美しさは、60年間生きてきて、こんなにきれいなものとは思わなかった。”“桜って、なんてきれいなんだろう、生きるってなんてすばらしいんだろう。”“今年の桜は、きれいだった!!”・・・・・・とお話しされていたので、私は、「来年も、桜を見ましょうよ!」と、渡部氏と約束していたのです。

しかし、渡部氏の思いは、その著書「そんな軽い命なら私にください」に残されたのです。皆様には、その著書の発刊に際しても、ご購入のご協力をいただいたのですが、その後、発刊元の大和書房が読後感想文を募集していたので、生徒達に応募してもらい、その写しを渡部氏にもお送りしました。そして、この度、その結果が到着しました。優秀作には、本校3年生の遠藤由貴さん、佳作には、1年生の大塚拓弥くん、秋山彩希さん、貫井聖人くんが選ばれたのです。

ここに遠藤由貴さんの優秀作をご紹介致します。

「私と父と大きな変化」 江戸川区立瑞江中学校 3年 遠藤由貴   

  私は、父が嫌いでした。色々と口うるさいし、ちょっとしたことで怒るし。母がいなくなった日から、ずっと父のことを憎んでいました、話をすることすらほとんど無 いくらいに。
  ですが、渡部さんの生き方を聞いたり、本を読んだりして、今なら少しだけ父のことを、好きとは言えないにしても、それに近い感じに思える気がします。
  私が今、学校とか塾とかに行ったり、遊んだりできるのだって、何だかんだ言っても、父のお陰であり、口うるさく言うのも、心配してくれるからであり、親の心、子知らず、とは本当だと実感しました。失う前に気づけてよかった、失ってからでは遅すぎるから。
  渡部さんと出会えたことは、私にとって、とても意味のあることで、とても大きな変化を与えてくれました。
  他者とのかかわりの大切さや、生きることの意味、人生を送るうえで大切な、人が人として生きるために重要な、よく分からないけど何かを学んだような気がします。
  人は一人で生きられないし、一人でないから生きようと思う、いや、思うことができる。
  それは、本当のことでありながら、私はそのことを分かっていませんでした。分かろうとしていませんでした。でも、今なら、少しだけなら分かることができます。
  自分以外の誰かの幸せを願うことだって、今までのようじゃなくて、もっと前のときのように、父と真正面から話すことだって、今ならできます。
  だから、渡部さんには、もっともっと長生きしてほしいと思います。私みたいに、大切なことに気づくことのできなかった人に、大切な人を思うことに気づかせてあげてほしいから。
  それは、きっとその人にとって、大切な出会いになるはずだから。

今、渡部氏は、天国で桜の満開を待ち侘びていらっしゃることでしょう。 ご冥福を、お祈り申し上げます。

 今、渡部氏は、天国で桜の満開を待ち侘びていらっしゃることでしょう。

  ご冥福を、お祈り申し上げます。



2008/03/18(火)

2月の活躍

Posted by 江戸川区立瑞江中学校 at 8:47 午前
Edited on: 2008/03/18(火) 8:49 午前
Categories: 003_生徒の活躍

◎江戸川区健康努力生徒受賞生徒 2月7日(木)総合文化センターにて

  身体の健康に関心を持ち、日々健康増進に前向きに取り組んだ生徒です。

  小野勇武(3A) 遠藤由貴(3B) 安田百合子(3C)

◎努力した児童・生徒激励会 2月8日(金)総合文化センターにて

  *寺中健人(3A)(第32回関東中学校柔道大会)

  *大山敬也(2A)北詰依世(2A)村田 翔(2A)大塚康太(2A)石井歩(2A)森山開(2C)北川泰人(2C)

   藤枝尚貴(2B)本田裕己(2C)貫井聖人(1B)(関東中学校テニス選手権大会  男子団体出場)

  *栁田英理(3A)(中学生の税についての作文:東京都貯蓄組合連合総連合会会長賞)

  磯部夏野登(3C)関東中学校テニス選手権大会 出場

◎江戸川区立中学校作品展出展生徒 1月28日(月)~2月1日(金):タワーホール船堀

<美術>

(レタリング・エディトリアル:3年)加藤佳祐・塩野匡輝・前田元・鷲田匠・荒川奈穂・小関友加里・髙橋千洋・栁田英理・吉橋彩乃・石崎亮太・田邉祐 昇  ・森大輝・荒川あゆみ・澤田清香・田中友季子・中島百合香・長瀬晴子・阿部祥太郎・山崎晃・雨宮利果・小野寺涼美・坂田奈々美・多賀瑞葵・田辺幸子・堂下詩織・山崎睦実

(木彫・レタリング:2年)苅込秀人・須藤悠弥・西田智哉・矢口俊貴・山本陽太・若代直也・吾郷華蓮・池谷柚・衣鈴木彩香・鈴木水緒・中島理乃・中野里美・新妻千尋・仁平美沙紀・吉田知佳・安部摩耶・大沢侑実・萱沼未帆・佐藤優莉夏・東海林あゆみ・馬渡咲美・松田唯希

(レタリング:1年)笹川柊斗・井口明日香・関谷のぞみ・森田紗也・青木里瑛・秋山彩希・山尾麻耶・横山夏澄・鈴木爽太・内田貴子・江上奈那・中森聖奈・押見啓騎・山田高士・大伴捺華・金田美勇・小池由李子・成見美帆・野木美里・藤木静・山﨑梨香・吉田英美

<書写> 内田貴子(1年)・仁平美沙紀(2年)・坂田奈々美(3年)

<家庭科>

(ハーフパンツ等:3年)梅澤良介・加藤佳祐・塩野匡輝・前田元・岡本はるか・髙橋千洋・成瀬亜希奈・伊藤嘉宜・庄司陽彦・森大輝・米本大輔・荒川あゆみ・遠藤由貴・澤田清香・中島百合香・武藤美喜・

堀口貴裕・宗片慎二郎・森谷幸太・油井俊明・多賀瑞葵・堂下詩織

(エプロン他:1年)石崎駿介・植木滉一・長嶋芳洋・池田佑子・石井愛歌・加藤早紀・関谷のぞみ・染谷亜美・田中三鈴・加藤和太郎・堂下和馬・青木里瑛・小林恵美・鹿倉百合恵・萩原麻衣・樋口渚・田中祐哉・黒岩紀衣・小坂部由衣・里見鞠菜・清水朝美・常陸理沙・平石亜美・栁田希和・小倉勇治・成見美帆・野木美里・藤木静・矢島綾乃・山﨑梨香・吉田英美

(テディベア) 2年:杉山陽香・渡辺真以・中島理乃・仁平美沙紀

◎校内スペリングコンテスト結果 1月10日(木)

(1年の部)

1位(100点)栁田希和(1C)

2位(99点)宇田川ひより(1D)山﨑梨香(1D)

3位(98点)小林恵美(1B)内田貴子(1C)岡本大輝(1D)

4位(97点)染谷亜美(1A)沢中雅哉(1B)清水朝美(1C)中森聖奈(1C)湯川昴(1D)金田美勇(1D)野木美里(1D)

5位(96点)増田里帆(1A)森田紗也(1A)貫井聖人(1B)押見啓騎(1D)

6位(95点)新里綾奈(1A)常陸理沙(1C)藤木静(1D)

(2年の部)

1位(100点)池谷柚衣(2B)小嶋祐希(2C)松田唯希(2C)

2位(99点)天沼理佳(2A)櫻井茉優(2A)渡邉沙耶香(2A)鈴木彩香(2B)塙貴由紀(C)

3位(98点)佐藤菜緒(2C)平松貴代美(2C)

4位(97点)北川泰人(2C)佐藤利奈(2C)

5位(96点)五百蔵貴志(2B)吉田知佳(2B)

6位(95点)藤田有海(2C) 

(3年の部)

1位(100点)荒勢七海(3A)塩野匡輝(3A)前田元(3A)菅野珠加(3A)山崎晃(3C)坂田奈々美(3C)山崎睦実(3C) 

2位(99点)米原涼平(3A)鷲田匠(3A)押見侑里(3A)小川実成(3B)津田和也(3B)

3位(98点)加藤佳祐(3A)江澤基一(3B)森大輝(3B)尾崎凌平(3C)坂田はつ帆(3C)

4位(97点)岡本はるか(3A)栁田英理(3A)中島百合香(3B)小川陵太(3C) 寺中健人(3C)油井俊明(3C)

5位(96点)小関友加里(3A)根岸優里子(3A)菅野成美(3B)

6位(95点)石崎亮太(3B)

◎人権作文コンテスト 2月4日(月)

委員会賞:石井愛歌(1A)

◎各種検定試験結果

<漢字検定>

(1回)6月10日(日)

2級:菅野珠加(3A)

準2級:米原涼平(3A)鈴木彩香(2B)

3級:江澤基一(3B)岡本はるか(3B)押見侑里(3B)加藤佳祐(3A)鹿倉万穂(3A) 高見澤誠(3A)多賀瑞葵(3C)油井俊明(3C)

   萱沼未帆(2C)平松貴代美(2C) 山田涼太(2C)小池由李子(1D)

4級:東海林あゆみ(2C)笹川柊斗(1A)根本拓馬(1C)

5級:常陸理沙(1C)中村悠輝(1D)中森聖奈(1C)中村佳奈子(1A)井上ゆき乃(1D) 佐々木柊士(1D)佐々木有里(1C)

   東城香澄(1C)山﨑梨香(1D)

6級:松本詩子(1B)油井彩(1C)関田和人(1C)

(2回)11月10日(土)

2級:小関友加里(3A)

準2級:西條佑貴(2A)伊藤嘉宜(3B)森大輝(3B)遠藤由貴(3B)宗片慎二郎(3C)

3級:鈴木爽太(1C)佐藤利奈(2C)小川実成(3B)町田勇斗(3B)小倉源吾(3C) 坂田はつ帆(3C)

4級:新里綾奈(1A)小林恵美(1B)貫井聖人(1B)野木美里(1D)吉田英美(1D) 福田将之(3A)

5級:植木滉一(1A)長嶋芳洋(1A)尾崎千裕(1C)渡辺瞭輔(1D)

6級:木村みつき(1A)

(3回)1月19日(土)

準2級:鎌田章寛(2B)

3級:吉田英美(1D)天沼理佳(2A)小嶋祐希(2C)

4級:関谷のぞみ(1A)増田里帆(1A)渡辺瞭輔(1D)森山楓子(2A)新妻千尋(2B)

5級:井口明日香(1A)押見啓騎(1D)湯川昴(1D)

6級:萩原麻衣(1B)松尾亮汰(1D)

<英語検定>

(第1回)6月9日(土) 

準2級:岡本はるか(3A)

3級:米原涼平(3A)森大輝(3B)遠藤由貴(3B)菅野成美(3B)山崎睦実(3C)

4級:池谷柚衣(2B)佐藤利奈(2C)藤田有海(2C)油井俊明(3C)井野裕文(3A) 髙橋千洋(3A)

5級:髙井千晴(1B)天沼理佳(2A)杉山陽香(2A)

(第2回)10月20日(土)

準2級:森大輝(3B)

3級:森山楓子(2A)渡邉沙耶香(2A)池谷柚衣(2B)鈴木彩香(2B)松田唯希(2C)

押見侑里(3A)菅野珠加(3A)栁田英理(3A)多賀瑞葵(3C)

5級:染谷亜美(1A)鈴木爽太(1C)根本拓馬(1C)吉田英美(1D)押見啓騎(1D) 渡辺瞭輔(1D)中村悠輝(1D)大伴捺華(1D)

<数学検定>10月6日(土)

3級:梅澤良介(3A)福田将之(3A)米原涼平(3A)小関友加里(3A)伊藤嘉宜(3B) 庄司陽彦(3B)森大輝(3B)坂田奈々美(3C)

4級:中山順喜(2A)池谷柚衣(2B)中島理乃(2B)北川泰人(2C)佐藤利奈(2C)

5級:大塚拓弥(1A)小棚木将仁(1C)鈴木爽太(1C)吉田英美(1D)

6級:植木滉一(1A)長嶋芳洋(1A)小林恵美(1B)関田和人(1C)渡辺瞭輔(1D)



2008/03/16(日)

「 学 校 だ よ り 」 平成19年度2月号

Posted by 校長 野口直人 at 6:34 午後
Edited on: 2008/03/16(日) 6:53 午後
Categories: 001_お知らせ, 002_校長より

「新庄剛志の夢」


校  長  野 口  直 人


 今年度の3年生の「卒業文集」への原稿依頼を受けたとき、私は、すぐ“夢”について 何か書こうと思いました。それは、この3年生は、私が、この瑞江中学校に赴任したと同 時に入学してきた生徒達で、この3年間、“夢”について何度も話してきたからです。
  内容は、次の通りです。
  私は、一昨年プロ野球界から引退した新庄剛志が大好きです。野球人としてだけではなく、人間としての魅力を大いに感じるのです。
  君達には、3年間、夢をもつことの大切さを話してきましたね。新庄剛志は、夢の中で生きていると言ってもいいぐらい、大きな夢をもって生きているのです。だから、私は、尊敬もし、好きなんです。新庄剛志の夢は、とてつもなく大きく、だれが考えても無理なことなのに実現してしまうのです、次のように。
  [新庄の夢  その一]平成12年、当時、阪神に在籍していた新庄は、打率2割7分8厘、28本塁打、85打点の活躍で翌年の阪神浮上に期待を持たせる内容でした。阪神は、次の年から5年間で総額12億円という破格の報酬を用意していました。しかし、大リーガーになることを夢見ていた新庄は阪神との契約を蹴って、記者会見で大リーグのニューヨーク・メッツ入りを発表しました。今でこそ、日本人でも相当高額の年棒でメジャー入りしますが、新庄は、大リーグ最低保証年棒の20万ドル(約2200万円)でメッツと契約したのです。多くの人は、新庄はメジャーでは通用しないと嘲笑していました。その結果は、初試合、初打席で勝利のきっかけとなるセンター前ヒットを放ち、その年、レギュラーに定着したのでした。
  [新庄の夢  その二]平成16年、日本ハム前半戦最後の試合のヒーローインタビューで「今度のオールスター戦のMVPは僕のものです」と予告し、第二戦でその通りになったのです。しかも、オールスター戦のMVPは、阪神時代に続いて二度目で、セ・パ両リーグでの獲得は落合、清原に続いて史上三人目の快挙でした。
  [新庄の夢 その三]3年間の大リーグ生活の後、平成16年日本球界に復帰し、日本 ハム・ファイターズに入団しました。入団会見の際に、新庄は「札幌ドームを満員にする」「チームを日本一にする」この二つを目標に掲げました。当時は、どちらも絵空事のように思 われていましたが、どちらも実現してしまうのです。しかも、平成18年4月18日、オリックス戦後のヒーローインタビューでそのシーズン限りの引退宣言をし、その年に25年ぶりのリーグ優勝、44年ぶりのシリーズ優勝を成し遂げたのです。日本では、シーズン終盤に引退宣言することはあっても、シーズン当初に引退宣言することは、前代未聞のことでした。日本一決定時には、現役最後の試合での日本一に感涙する新庄を、チームメイトはヒルマン監督をさしおいて真っ先に胴上げし、最後まで前代未聞続きの新庄は、四度宙を舞ったのでした。
  新庄は、夢を実現するだけではなく、観客に、色々な夢も分け与えたのです。“かぶり物”もその一つで、かえる、ゴレンジャー、スバイダーマン、顔の中に顔などのかぶり物で大変楽しませてくれたものでした。
  また、阪神時代、ヒーローインタビューで「明日も勝~っつ!」と宣言したら、次の日から12連敗するなど、たまに大きく裏切ることも、逆に新庄の魅力になっていたのでした。
  新庄の著書に『ドリーミング・ベイビー』というエッセイがあるように、新庄はまさに “夢”の落とし子だったのです。
  ぜひ、君達も、新庄のように常に夢の実現を目指し、たとえ結果がついて来ないときも前向きにプラス志向を忘れないでください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・と、こんな具合です。
  皆様も、ぜひ、『大きな大きな夢』を!!