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2010/10/28(木)

「学校だより」  平成22年度10月号(28日発行)

審査員特別賞受賞!

校長 佐々木弘叔

  自然のバランスなのでしょうか。酷暑のあとは短い秋なのか、このところとても寒い日が続き、北海道や東北からは積雪のニュースが入ってきました。学校でも衣替えの移行期間が終了し、完全に冬服となりました。冬服がぴったりする気候となり、気温の変動が激しく、体調を崩しやすい状況です。睡眠と栄養をしっかり取り、二学期の後半に全力投球できるようご家庭でもご配慮よろしくお願いいたします。 先日、「審査員特別賞」を「第6回思いっきり表現してみようコンクール」で3年生がいただきました。10月12日(金)の読売新聞江東版にも紹介されましたように、13日(土)に教育委員会主催の「第6回思いっきり表現してみようコンクール」が行われ、発表部門では3年の群読が、展示部門では文芸部の作品が、優秀賞をいただきました。さらに優秀賞をいただいた中でそれぞれの部門の1校だけが「審査員特別賞」をいただきます。この1校に瑞江中学校の3年生が発表した群読「希跡」が選ばれました。本当にうれしいことです。

  瑞江中学校は第1回のコンクールから発表部門では群読を行ってきました。今年は、3年生の選択授業(国語)の生徒が中心となり、応援生徒を加えて編成し練習してきました。発表の内容は3年生徒が授業で作成した作品です。発表会当日、ある校長先生が「瑞江中の発表は素晴らしかった。新聞でも記事を見ましたよ。これが伝統ですね。」と。その時の生徒が精一杯全力で取り組んで作り上げたものを、下級生が見聞きし、それをまねる、あるいはさらなる工夫をする。これを第1回から毎年繰り返して今回6回目の出場となってきたのです。あらためて、「伝統は守るのではなく、日々作り上げていくもの」であると認識しました。今回の学芸発表会でも再度発表します。瑞江中学校の伝統を受け継いだ体育館の中に響く3年生の声をぜひ聞きに来てください。

  さて、二学期も後半に入り、三年生は受験校を絞り込んでいく時期になりました。自分の目でしっかりと学校を見て、風評に惑わされることなく、自分にあう学校選びをしていきましょう。また、一・二年生は三年生の姿を見ながら、来年あるいは再来年の自分を意識し、学習・部活動・係活動などで自分の可能性をさらに広げる取り組みを着実に進めていきましょう。時は確実に進みます。今を大切にして!

読書の秋に!

先日、ようやく「ハリーポッター」(全7巻)の再読が終わった。
売り出されたときに読み、楽しんだが、時を経て読んでみると、
当時には気づかなかったところをいくつも発見でき、おもしろい。
「西遊記」の新訳本では、知らなかった話を見つけた。さて次は
何を読み直すか。それとも新しい本も見つけるか。



2010/10/04(月)

「学校だより」  平成22年度10月号(4日発行)

Posted by 校長 佐々木弘叔 at 8:06 午後
Edited on: 2011/01/17(月) 8:07 午後
Categories: 001_お知らせ, 002_校長より

いよいよ秋本番!

校長 佐々木弘叔

  9月が終わり10月を迎え、いよいよ秋本番。「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、記録的な猛暑が終わり、まるで今までの暑さを打ち消すかのように雨の日々が続き、ようやく平年並みの気候になってきました。厳しい気候の変化の中でも生徒は元気に日々の様々な活動にしっかり取り組み、着実に成長しています。

  まず、区中学校水泳大会と区中学校陸上大会には各学年から選手を選出して区内の中学校と競い合ってきました。さすがに全国大会や関東大会に出場した選手との競い合いでよい結果を出すことはとても大変ですが、別ページに紹介してありますように、立派な結果を出しました。素晴らしい記録を出す選手の走りや泳ぎは見ていてとても美しいものです。無駄が無く、洗練されたフォームを身につける日々の地道な積み重ねが無ければ得られない「美しさ」でしょう。天候にも恵まれ、自己ベストを目指してがんばり、よき手本にも巡り会え、参加した選手生徒には得難い機会となりました。

  また、9月22日(水)の午後には、本校体育館で生徒・保護者を対象に「生活リズム向上公開講座」を開催しました。今年は講師として「国立スポーツ科学センター」でチーム「ニッポン」マルチ・サポート事業を担当されている上村香久子管理栄養士をお迎えしました。現在、オリンピック候補選手の日々の食事のアドバイスや世界遠征などに一緒に行って現地の食事を取るなかで体調を万全に整えるアドバイスなどの仕事をされている方です。金メダルをたくさん獲得した今年の柔道の世界選手権にも付き添われるなどお忙しい中、中学生の脳や体にとって食事のバランスや朝食がどれだけ大切かなどを、オリンピック選手の話を交えて教えていただきました。室温34℃近い中にもかかわらず、三年生から熱心な質問がでるなど予定時間を超えた講演でした。この話を元に生徒が各家庭で、「食」について家族と共により深く考え、よりよい生活リズムづくりに取り組んでくれることを願っています。

  さて、生徒会役員選挙により新しい役員が選出され、各学級でも新しい組織となり、H22年度の後半がスタートしました。一人一人が学校や学級のためになる活動をしっかり取り組み、いろいろな課題を乗り越えて、人の役に立つ喜びや協力して取り組んだ達成感を味わい、一回りも二回りも大きく成長してくれるよう期待しています。

秋といえば、

○「勉学の秋」   しっかりとした学習習慣を!
○「スポーツの秋」  心身ともに健康な体づくりを!
○「読書の秋」    豊かな心づくりを!
○「食欲の秋」    食事は「心」「体」づくりの基盤!

まずは、行動!